ブドウを食べてはいけない
主人がブドウを食べたいという。そして、5キロ分も
ブドウを買ってきた。
リンゴも食べたいという。10個買ってきた。
モモも食べたいという。5個買ってきた。
プラムも食べたいという。 20個買ってきた。
マンゴーも食べたいという。大きな大きな瓶詰の
マンゴーを2瓶買ってきた。美味しかったから、
追加で5瓶買ってきた。
えっと、誰がこんなにフルーツを食べるのですか?
一度にこんなに沢山のフルーツを買うと食べきれないから、
少しづつ買うと良いと思うよというと、
ブドウを食べるなというのかと、主人が
ブチ切れた。
ブドウすら食べさせてくれないと友達に
私が鬼嫁だと言いあげているのを聞いてしまった。
俺に指図するなと怒り狂っている。
一体どのように説明すれば、私が、
ブドウを食べてはいけないと言っているのでは
なく、適量を買うべきだと言っているのが
主人に伝わるのだろう。
大体、主人には、適量という概念すらないと思う。
果物は一回につき1種類1つまでと具体的に
主人に言ったことがある。
その時は、オレンジを箱買いしてきた。50個くらい
入っていた。
主人はフルーツを売る商売を始めるつもりかしら。